皮膚のかゆみ

皮膚とは、動物の体を覆い保護している組織のことです。
人間の皮膚は表皮・真皮・皮下組織からなり、毛・爪(つめ)、汗腺・脂腺・乳腺などが付属します。
身体保護・体温調節・排泄・皮膚呼吸・知覚などの機能が備わっています。

そして、皮膚および皮膚に関係する毛髪・汗腺・脂腺などの疾病の総称のことを皮膚病といいます。
代表的な病気は、湿疹(しっしん)・おでき・水虫・脱毛症・皮膚癌(がん)などがあります。

皮膚病にはかゆみをともなうものが多く、その症状は湿疹や皮膚炎など様々です。
また、皮膚病以外の病気が原因で皮膚にかゆみがおこる場合もあります。

何らかのアレルギーなどでかゆみが起こり、原因が特定できれば治療もスムーズに進みます。
しかし、ストレスなどの心因的なかゆみもあったり、原因不明のかゆみというものと戦っている人も多いんです。

自己判断で治療を続けてしまうと症状を悪化させてしまいがちです。
出来るだけ早く専門の医師の診察を受けて適切な治療をしましょう。

ここでは、そんな皮膚のかゆみをともなう病気をかゆみの予防法を紹介します。

皮膚のかゆみをともなう病気

【アトピー性皮膚炎】
遺伝によるものが多く、卵や乳製品、大豆などの食物が関係している場合もあります。
湿疹や水疱が出来たり、皮膚がかさつく、皮がむけるなど症状はさまざまです。
ステロイド剤にや軟膏などによる治療が一般的です。

【皮膚そう痒症】
皮膚に発疹や湿疹がないのに、かゆみが出るものです。
全身がかゆくなる場合と、陰部や肛門など限られた部位のみにかゆみが現れる場合とがあります。
高齢者では、皮膚の水分や皮脂の分泌が少なくなるため、特に冬季に皮膚が乾燥してかゆみが起こります(老人性そう痒症)。
その他にも、がんや糖尿病、腎不全、肝硬変、黄疸といった内臓の病気も原因となります。

【接触性皮膚炎】
原因物質の接触によって皮膚の炎症が起こることです。
アレルギー性のものとそうでないものがある為、誰にでも起こりうる病気です。
掻痒を伴う発疹が、原因物質の接触した部分に出現する場合が多いです。

皮膚のかゆみの予防法

まずは皮膚のバリア機能を高めることが大切です。
気温や湿度の変化に常にさらされている皮膚はそれらの影響を受けやすいんです。

気温にの低い中で薄着でいたりすると、皮膚の新陳代謝のバランスが崩れます。
それによって乾燥肌になったりして皮膚はバリア機能を失い、様々な外部からの刺激に反応するようになるんです。

入浴の仕方も注意が必要です。
肌を清潔に保つことはもちろん大切ですが、熱いお湯に使ったり、強く体をこすったりすると必要な皮脂まで奪ってしまいます。
42℃くらいぬるめのお湯につかり、長時間の入浴は避けましょう。

また、寝不足やストレスなどは身体の機能の低下を引き起こします。
日頃からバランスの取れた食事、十分な睡眠など生活のリズムを整えましょう。

健康的な身体をを手に入れることが皮膚のかゆみの予防につながります。


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