皆さんは耳がかゆくなった時どうしていますか?
我慢出来なくて指や耳かきなどで掻きむしってはいませんか?
耳たぶなど、耳の外側がかゆい時は金属アレルギーやシャンプーなどの洗い残しでなることもあると思います。
しかし、外耳道(耳の入口の穴から鼓膜までの部分)にかゆみが生じた時は困りますよね。
外耳道の奥には聴覚に関係するデリケートな組織があります。
傷をつけたりかゆみを放置しておくことによって、難聴などの重大な症状につながりかねません。
耳のかゆみの原因には様々のものがあります。
単に耳垢があることによってそれが刺激となりかゆみを感じる。
また、髪の毛やホコリが入ってしまう場合もありますよね。
日本人の耳垢の80%は乾燥したタイプで20%が湿潤タイプと言われています。
私も、かゆみを感じて耳かきをしたらカサカサした皮のような耳垢が取れたことがあります。
しかし、耳掃除などで改善が見られない場合は耳鼻科の医師の診察をおすすめします。
長くかゆみを我慢していると、耳垂れが起こったりして治療が長引いてしまうんです。
ここでは、耳のかゆみを伴う病気とその予防法についてお話します。
●外耳道湿疹
ダニやほこりなどのアレルギーや衣服や頭髪、化粧品などの外部からの刺激が原因で耳に湿疹ができます。
強いかゆみを伴い、掻くことによって湿疹の悪化につながります。
原因を取り除き、軟膏や点耳薬などで治療します。
●耳垢塞線(じこうそくせん)
外耳道に垢が溜まったままになり、ふさがれてしまうことです。
痛みやかゆみを伴い、音が聞こえなくなることもあります。
耳垢をやわらかくして吸引などで取り除く治療が行われます。
●外耳道真菌性
カンジタなどの菌やカビなどの寄生によって強いかゆみが起こります。
菌塊によって耳が塞がった感じや難聴を感じる場合もあります。
外耳道が湿っている状態になりやすくなります。
菌魂の除去、抗真菌剤や点耳薬での治療が必要です。
まず、耳を清潔に保つことが大切です。
だからと言って過剰に耳かきをしたり、奥までキレイにしようとすると耳を傷つけてしまうので注意しましょう。
耳垢は耳の中の皮膚にある耳垢腺というところで分泌され、ホコリなどと混ざって前に押し出されてくるんです。
綿棒や耳かきで届く範囲で優しく除去する程度で十分なんです。
ペースとしては1ヶ月に一回位が適切と言われています。
水が入った時や風が強くて砂埃などが酷い場所で過ごした時などは綿棒でやさしく拭いてあげます。
耳に水が入った位では病気にはなりませんが、アレルギー体質の人は刺激に弱いので注意しましょう。
耳をいじるクセのある人は湿疹などが出やすいのでやめるように努力しましょう。
かゆみが出たからといって刺激してしまうと、炎症などでかゆみの悪循環を繰り返していまいます。
かゆみが続いて辛い時は、自己判断でいじる前に病院で見てもらいましょう。